奈良県と京都府、大阪府を結ぶ幹線道路沿いに建つ老舗焼肉店の新装計画です。
都市計画道路によって立ち退きを余儀なくされた既存店舗の雰囲気を、できる限り引き継ぐことを要望されました。
既存店舗では内装壁としてスギ木板貼りが用いられており、内装制限が不適合の状態でした。現行の建築基準法に適合させるため不燃木材を採用し、床は墨を混ぜたモルタル仕上げとしています。
また、牛ヒレ肉を思わせる赤朱色の天板をテーブルやカウンターに設えることで、以前の面影を感じられることを意図しています。
朗らかな大将の雰囲気をそのまま形にするよう、山小屋のヒュッテような佇まいの建築を目指しました。
所在地 | 奈良県生駒市 |
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主要用途 | 飲食店 |
家族構成 | - |
建築面積 | 42.79m2 |
延床面積 | 39.66m2 |
構造構法 | 木造 |
規模 | 平屋建 |
設計期間 | 2022.12〜2023.02 |
工事期間 | 2023.02〜2023.04 |
構造 | 宇治川大園建築設計事務所 |
施工 | 晃嘉建築 阪本 晃二 |
撮影 | 宇治川大園建築設計事務所 |